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ブラックバスの生態(四季のパターン)
人間も冬と夏とでは着る服も居る場所も全然変わってきます。当然、ブラックバスも寒いのは
嫌いですから移動したり池や川の深くに潜ったりしています。
イロイロな人がイロイロなバスの行動について述べていて、雑誌などでも紹介されているので
詳しくは、そちらを見てもらうとして、これからバスフィッシングを始める人の為に、簡単にバスの
四季のパターン説明をしておきましょう。
水温を載せていますが、これは僕の数年間の記録(
釣り日記の書き方
)を元に当てはめて
みました。 釣る地方と気温で変わると思いますので参考にしてみてください。
計測は魚探の水温計で計ったもので、水面表面の温度です。 当然、同じ池でも場所で
違いますので参考程度にしてください。
※水温が上昇していくシーズンの早春・初夏、水温の下降していく晩秋・初冬などなど
細かく分類すれば物凄く細かくなります。
○ブラックバスの行動(冬〜春〜夏)
2月終〜5月中
長い長い冬の幕開けである春の始まり。 人間も行楽シーズンですがバスも元気になります。
僕のバス釣りもこの頃から本格化するのがパターンです。
桜が咲き出し暖かい日が続き、水温の上昇と共にバスも元気がでてくるのがバスのパターン。
釣り場で注意するのは水温です。 僕の住む岡山県でも、南の釣り場と少し山の上に上がった
ダム湖とでは全く水温が違ったりします。
小さな野池などは水温の上昇が早いのか、良く釣れるシーズンです。
個人的目安は表面水温で5〜7度くらいになると動き始めるバスが居ると思います。 浅い川など
では水温が温まりやすいのか(?)釣れるのですが深く水量のあるダム湖は、まだまだ釣れません。
秋にあれほど太っていたのにガリガリに痩せているバスが釣れるシーズンでもあります。
浅瀬に集まりつつある大型を狙うか、少し深い部分の捕食を始めたバスを釣るか…
ちらにしても
春先はバス釣りの面白いシーズン
です♪
徐々に水温も温まり始め、低いときでも表面で10度を割らないようになると、バスも活発に食い
始めます。 産卵に向けた体力回復の為にも良く釣れ、大漁な日も多いです。
桜も咲き乱れるシーズンになるとバスの産卵が始まります。 水温も12〜15度に温まり、バス
だけでなく釣り人の活性も上がっていきます。
僕は桜を目安にしているのですが、やはり水温第一です。 場所によっても水温にズレがあり、
大きなダム湖では、上流付近と下流付近で全く違っていたりもします。
ネストのバスを多く見かけるシーズンですが、釣る釣らないは個人の自由です。
このシーズンは、産卵前(プリスポーニング)産卵中(スポーニング)産卵後(アフタースポーニング)
が入り乱れていたりもします。 釣り場や水深で釣れるバスも違ってきたりしますので、産卵中の
バスを釣らなくても違うバスを狙っても面白いです.。
(。・ω・)ノ~ どうしてもネストに付く雄バスを釣りたいと言う君に教えよう!
バスは足音やエレキの音で、一時的に産卵場所から離れていたりする。 だいたいこんな
所かなと言う場所の目安をつけ、1分間ほど静かにしていてみよう。
いつの間にかバスが戻っているのです。 僕の経験でも人間が見つけた時には、大抵はバスの
方は気が付いています。(それ程にピリピリしてるのでしょう)
僕の経験では重いものよりも軽いワームとか投げると、一発で食ってきます。
ネストを守る雄を見付けては離れ → 軽いワームを正確に遠投 → 大抵は食いつきます。
●ブラックバスの産卵場所の目安
川の場合いろんな所で産卵しているようです。下流付近の藻の切れ目や、浅瀬…支流の砂地、
藻の切れ目の砂場…河川は産卵場所に困ることも無いのでしょう。
野池の場合:やはり浅瀬が人気です。流れ込み部のような岩と砂が混ざるような場所、砂地の
浅瀬などに多いです。
ダム湖の場合:ワンドの内部に浅瀬が多いのでワンド内が人気です。岩の崖が崩れたような
張り出しや流れ込み付近の砂地に多いです。 旭川ダムでは、産卵場所にあふれたバスは
岩盤の岩の張り出しでしています。 完全な岩だけではなく、砂利のようなものが岩に乗っている
部分に産卵してるようです。
もっと詳しく ≫
ブラックバスの産卵(スポーニング)説明
≫
スポーニング説明-2
○ブラックバスの行動 (春〜夏〜秋)
5月中〜9月下
5月中ごろには、表面水温も17〜20℃付近まであがり、産卵を終えるバスと産卵中のバスと
入り乱れるようになります。 この状態は5月終盤まで続き、やがて全てのバスが産卵を終えて
いきます。
6月の半ばごろまでなら場所によってはネストを守るバスが確認できるでしょう。
この時期は、産卵から回復したバスを狙うと面白く、朝一番の時間や、夕方ならトップで
バス釣りが楽しめる時期です。 絶対に居るなと思う場所ならワームで狙い、あとはプラグを
投げながらいろいろな場所を釣り歩くと楽しい釣りが出来そうです。
やがて蝉がうるさく鳴くようになると夏真っ盛りの7月〜8月です。
大雨が降ったり台風がきたりする嫌なシーズンですが、低気圧でバスの活性も上がると
言われます。 曇りや雨の方が釣れるのも事実ですが、//(´`)// 釣り人のテンションは
下がります。
水温も25〜30℃付近で、
春とは逆に水温の低い場所を探しましょう。
夏で釣れるベストポイントは、水の流れのある場所です。 そういった場所には小魚も集まり
波が立ったり岩で掻き混ぜられた水には酸素も十分に含まれています。
バスは冬に比べれば活発に動き回るので、場所さえ見極めれば簡単に釣れますよ♪
●夏のブラックバス、ポイント(1)
一番のポイントは流れのあるポイント。 こんな所にバスが居るの? なんて思える急流の
激流にでも、バスはしっかりと隠れていたりします。 バスは岩陰に隠れて、小魚が寄って
来るのを待ち構えて居るのです。
流れの有る場所では小魚が岩にベッタリと張り付いて泳いでいます。 バスは、そんな
小魚が来るのを待っているのでしょう。
人間界で言うと気持ちの良い山の上で風が吹いている場所のイメージです。
≫渓流の釣り
≫渓流の水中写真
●夏のブラックバス、ポイント(2)
日陰もいいポイントです。 夏でもヒンヤリしている谷間や、大きく張り出した木の下など…。
山間部のダム湖では時間で光の当り方が変わってきますので、釣り場で日陰になる側など、
その中でも一番いい場所を探しましょう。
木が沈んでいるとか、岩がある…流れが当る…場所がその中での一級ポイントです。
人間界で言うと避暑地の木陰で休むイメージです。
●夏のブラックバス、ポイント(3)
このシーズンは深い場所も見逃せない場所になります。 光も届きにくいので暗く水温も低く
なっていますし、水温が安定しています。
水温計のコードを何度か沈めてみたのですが、5〜7メートルあたりで急激に下がっていたり
します。 地形との関係もあるのですが、ダム湖などでバス釣りをする場合には、夏場の深場も
いいポイントと言う事を忘れてはいけませんね。
≫
真夏のブラックバスのパターン説明
サーモクライン
これは丘から釣りをする人には、あまり関係ない話です。 ボートでバス釣りをする人も、
魚探でこれを意識してみる人はかなり上手いはず!
サーモクラインとは、暖かい水と冷たい水との境界線にできる層の事で、水中に溶け
込んだ酸素が多いので当然小魚やプランクトンも活発に動き回る水深と言う事になります。
魚探で写しているのは、このプランクトンや小魚のラインををサーモクラインと言う。
僕はあまり意識していません。 ただ、僕の良く行くダム湖では真夏のカンカン照りの日など
魚短で何となく見えたりします。
○ブラックバスの行動 (秋〜晩秋)
10月〜12月下
釣りで肌が真っ黒に焼けた頃、やっと秋がやってきます。 表面水温は20度℃付近まで下がり
バスは冬を過ごすために栄養を身体に蓄え始めます。
物凄い釣れる日があったりして見逃せないシーズン。 バスも太ってますのが多い。
徐々に季節は進み、11月を迎える頃には、水温20℃を下回り始め、15〜19度付近になります。
夜の冷え込みがきつく、この時期に良く聞く言葉にターンオーバーと言われるものがありますが、
バスの釣場をを選ぶ参考にもなりますので覚えておきましょう
※
ターンオーバーとは、(釣れない時のターンオーバー)
秋の季節は、昼は暖かく…夜になると冷え込む時期です。この頃になると、夜の間に冷やされた
表面の水が下へ沈み、代わりに下の水が上に上がってくる現象です。
簡単に言えばこれだけなのですが、この理屈の通りだと川では起こりにくく(実際まず起こらない)
ターンオーバーが起こるのは、ある程度の水深がある場所と言うことになります。
断面で実物を見ることは出来ないので、僕では証明も出来ないのですが、底にある水は酸素量も
少なく濁っているのは事実です。
それが掻き混ざった状態になるので、バスには辛いのでしょう。
○プチ情報!
僕の良く行く旭川ダム湖には、攪拌機なるものが所々で浮いています。
これは、無理やりに下の水と上の水を掻き混ぜる機械で、水質悪化させない為に回されてます。
強制ターンオーバー器械とも言えるのかな?
○ターンオーバーの対処方法
(1)ターンオーバーはシャローでは起こりにくく、普段はあまり良くない水の流れと分断された
部分がよかったりします。
(2)とにかく水の動きのある場所を探していく。 流れのある場所や、流れ込み、風の当たる
場所などなどを釣ってみましょう。
(3)もう移動する!
僕の場合は、移動する事が多いです。旭川湖では、秋のターンオーバーは結構でくわします。
上流に上がれば綺麗な水が流れ酸素量も多くターンオーバーの影響を受けにくいです。
○ブラックバスの行動(初冬〜真冬)
12月〜2月下
このシーズンはなにかと忙しく、クリスマスやら年末やらで世間が騒ぐ。でも、暇を見つけては
釣りに行き、「寒くて釣れんッ〜」と、愚痴を言うのが僕のパターン。
旭川でも高梁川でも、僕のバス釣りは正月休みが最後くらいになる。 実際、表面温度4度
以下の真冬に釣ったバスは少ないです。 (釣り回数も激減)
12月の初めはまだ釣れます。水温もまだ10℃平均はあり、バスもまだ活発にエサを追ってい
ます。
(水温は全てのバロメーターですな。)
12月の変化は激しく、1月になると5〜8℃付近になってしまい、お正月を境目くらいに、
岡山のバスは冬休みに突入して行きます。
バスを飼育しているとわかるのですが、魚は太ってさえいれば、1シーズンを殆どなにも食べ
なくても過ごせるってこと。
毎日何かを食べている僕らじゃ、冬でも釣れるイメージをしてしまうんだけど、ジッとして仮死
状態みたいな状態になって何日も何も食べずに過ごすバスを見て居ると釣れる気がしない。
でも、何が起こるか判らないのが自然界。 可能性がないわけじゃない。
表面の温度がたとえ2℃でも、水中のなかの底では5-6℃ある場所もあります。
水は4℃付近で一番、比重が高くなるらしいです。表面水温が4度以下でも、底にある水は
4度より下がることは無いという事になります。
まあ、実感したことは少ないんですが(実際に水温計でも、なんと「」なく確認できます)
ダム湖では、水の動きにくい底の方(でも水質はいい)でジッ〜としてるんじゃないのかな。
(´Д`)結局の話、ブラックバスは冬には釣れんのだ〜!
…と、言いつつ逆に川や野池では、真冬でも釣れたりする時があります。
これは、ダム湖ほど深い場所もない代わりに、水量も少ないので温まりやすい事や、閉ざ
された空間で冷たい水の流れ込みが無い事が原因でしょう。
1〜2℃の温度差でも、上がるのと下がるのとでは全然ちがう!
暖かくなる時の4℃〜6℃の2℃の変化は、バスが活発に動き、逆に寒くなるときの6℃〜4℃
のマイナス2度は、バスにはキツイと言うのは本当だと思います。
○冬に釣ったブラックバスの記憶
4℃を下回る真冬に釣ったバスは数少なく、当然記憶にも残っています。
そこで、少しだけ書き込んでおきます。
1月の終わり、その日は山間部の道路には雪が残り、池の狭い部分は氷が張っていて、
ボートでバリバリと割りながら進んだ日でした。当然、表面温度は3度以下! ダム湖の
ワンド入口の、水深約13メートルでダウンショットで釣れました。すかさず、メタルジグを
入れると、同じ場所でスレでバスが釣れたのです。
取り込むまでコイ?コイにしては動かないし…カメ? と思いながら釣り上げたバスは30cm
後半の半分固まったようなバスでした。
浮き袋の関係で、動かなかったのが原因か、冬に釣るバスは全然元気ないです。
迷惑そうな顔をしているバスは、エア抜きまでされて池に返されたのですが、逃げるというか
ノロノロと潜って行った記憶があります。
初めてのエア抜き作業と、初めての真冬バス・2連発にエキサイトする僕が居ました。
その後、吹雪にあい退散しました…
水温4度の水が一番に比重が重くなり、ある程度の規模の池では底に4度の水温があるという
事になります。 確かに酸素は少ないですが冬は底を狙う理由は、表面温度よりも底の水温の
方が安定して高いという理由になります。
この時の底の温度も、意外と高かったのかもね。
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