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バスの産卵(スポーニング)2
ずっと書き込んできたルアー釣り日記を読み解き、バスのスポーニングの色々なデータを
集めてみる事にしました。
ヾ( ̄д ̄;) まあ、数年分のデータなので難しい計算はせずに、1年間の水温を計算して
平均値を記入してグラフ化してみました。
僕がバス釣りで好く行く野池・高梁川や旭川ダム湖でも、改めてみると大きな水温の変化
があるのですが…
φ(・ω・。)まあ、全て岡山県のバス釣り場と言うことで、全ての釣り場の水温を平均化♪
※ 個人の釣行記録ですので、かなり大まかな計算です。 毎月1日を中心に前後15日間の
日付の釣り日の水温を平均化しました。
バスの産卵最適温度は、約15度〜25度だと思います。 これはバスの適水温とも同じ位
になります。
冬の間に動けなかったバスが動けるようになり、(≧∀≦)ノさぁあ!遊びまくるぞぉおお〜
と言わんばかりの産卵行動だというのが何となく判ります。 (A〜B)
一説には秋にもバスの産卵行動が見られると本などで読んだ事もありますが、僕は確認
した事がありません。 秋(C〜D)にも産卵行動してるバスが居てもおかしくはないと思いま
すが、どうなのでしょうか?
バスの産卵行動と潮汐
海や川でも潮汐とバスの産卵の関係なんてあるの〜? と思われそうですが、海洋生物の
場合は特に産卵と潮汐が密接に関係していきます。 これは潮の動きと言うことだけではなく
気圧と言う目に見えない力がバス釣りにも関係しています。
人間の身体にも様々な変化ももたらし、地球上の全ての生物が影響を受けていると
いっても過言ではありません。
≫詳しい潮汐の話 ≫ 潮汐と魚の動き
特に大潮には気圧が下がり、魚達の活性は最高潮にあがります。 僕の釣りに行く回数だけ
では判断できないですが、平均水温が15度を超えた頃の最初の大潮時期がバスの
産卵が一斉に始まるのではないでしょうか。(それまではダラダラ感じ)
潮汐表でスポーニング開始時間まで読んでる釣り人も居たりします。 (潮汐表の基本)
(・з・; 満月に活性があがるのは狼男だけじゃないと言う事ですなぁ〜。
≫離れた位置から水温測定(放射水温計)
バスの産卵場所探し?
産卵最盛期になると意外といろいろな場所でバス達は産卵してるようですが、やはり
産卵床の多い場所少ない場所があるようです。
バスの産卵床人気スポットは、綺麗な水が安定して流れているエリア(本流ではなく新鮮
な水が流れているエリア)
そんな場所なので底質は砂や小さな砂利。(泥ではない) 程よく日が照りつける水深で
1m以下しかも、稚魚が隠れられる藻やアシがあったりすれば、まさに高級産卵場です。
しかし、さすがに全部を揃えた場所に全てのバスが陣取れる訳も無く…
浅瀬の少ないリザーバーでは岩盤に張り出した岩の上でも見られますし、ウィードの
隙間や橋の土台の上などでも産卵するバスの姿を見た事があります。
高梁川では下流エリアのウィードに覆われた浅瀬でスポーニングが多く見られます。
ブラックバスの駆除方法に産卵床に適した場所を提供して、卵と共にバスを駆除しようと
言う駆除方法もあります。 網の上に砂利と砂を敷いて、ネストを守る雄バスと卵ごと
捕まえる方法で大変に効果があるそうです。
バス業界…色んな意味で厳しくなるなぁ〜。
上流と下流での産卵時期
小さい池や野池の場合、小規模な川の場合はあまり関係ありませんが、釣り場面積の
大きな池や距離が長い池などではスポーニングにズレがある場合が多いです。
これは雪の多いシーズンや上流の雨や、冬の平均気温などでも変るのですが、上流は
雪解けの水が流れてきたりして冷たいです。(関係ないエリアもあるぞ!)
(`Д´)ノ ひゃあッ!!
事あるごとに水面に手を入れてみるのですが、春先の水(流れ込みなど)は、ジンジンする
程に冷たかったりします。 冷たい流れ込みのある釣り場では、流れ込みの無いワンドや
水温の上昇の早いエリアでのスポーニングが早い段階で始まります。
逆に、浅い川から流れ込み水温が高い!なんて事もあるようですし、上の図(旭川ダム)の
ようにクネクネと曲がりくねる池などでは、日陰が多い面と日の良く当たる面がハッキリと
わかれますのでチェックしときましょう。
スポーニングの順番は?
大きいバスからスポーニング(産卵)に入ると説明しましたが、違う魚種との産卵時期はどう
なのでしょうか?
ここは長年飼っている熱帯魚を参考に!(〃 ̄З ̄)ノ …とも思いましたが、参考になりそう
にないので釣り場で良く見かける魚を例に紹介。
注意:これは僕の日記や記憶での憶測なので、あまりアテにはなりません!
・ 産卵1着 コイ(鯉) 浅瀬や藻の中でバシャ!バシャ!やってますね。
・ 産卵2着 へらぶな 鯉の後に同じような場所で産卵してるのを見かけます。
(この魚達がバシャバシャ始めると、さすがのバスは怯えるのか、離れてるようです)
・ 産卵3着 やっとブラックバスの番が訪れます。
・ 産卵4着 ブルーギルの産卵時期が訪れます。
適応水温の差なのかなぁ〜? 毎年、同じような感じです。
スポーニング(産卵)関係の用語
僕はなるべく英語は使わず日本語で釣りの説明するのを心がけるのですが、ルアー釣りの
場合(ブラックバスも含めて)外来語が多く使われています。
特にブラックバスのスポーニングに絡む用語は英語が多く使われるので、スポーニングの
解説に良く出てくる用語の基本を説明しておきます。
・ スポーニング
簡単に言うと産卵の事。 バスの産卵行動の事などなど…
・ プリスポーニング
産卵前の状態の魚(バス)の事。 「プリ」と略す時もある。
・ アフタースポーニング
プリの逆で産卵後のバスの状態の事。 「アフター」と略す時もある。
・ ポストスポーニング
「ポスト=後、以後」と言う意味で、アフタースポーニングと同じ意味。
・ ネスト
産卵床の事で、ブラックバスの場合雄が卵を守ります。
・ ブレイク
産卵時期には特に良く狙われる、釣り場の底の段差の事。
≫ルアー釣り用語辞典も参考になりますよ♪
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