ブラックバスの産卵を利用するそうです。産卵時期のオスを捕獲の対象にする方法と、産卵
時期にダム湖の水位を10メートルほど下げる方法です。最初は駆除目的ではなかったらしい
ですが、産卵場所の卵と稚魚が多数死んでいたらしく、今後増える駆除方法かもしれません。
最近では園芸用のポットに小石や砂利を敷き、ブラックバス産卵シーズンに沈める駆除
方法も行われています。
一個あたり一万個の卵が駆除でき、しかも巧くすれば親バスごと駆除が出来るのである。
まさに元から絶つ作戦です。
琵琶湖では外来魚回収ボックスなるものを設置。 2003年には約10トンも集まったらしい…
1匹を1キロで計算しても一万匹だからね。(´Д`)凄い数ですね。
500グラム/50円の商品券「ノーリリースありがとう券」で買い取るらしいです。
その後、琵琶湖ルールひろめよう券と変更され、2007年に終了しました。
ブラックバスを全国に放流したのは誰だあああ〜
とも言いたいが…(-з-)==з バス釣りをして楽しんでいる僕ら釣り人も同類なんだよね。
「文句言うならバスを釣るな」と言われる。
結局のところ、バスを密放流することによって利益を得る団体や業者…関連企業である
事は間違いないだろうと思いますが、イロイロな稚魚に混ざって全国に散ばった!と言う
意見もあります。
そうだとしても近所の野池にまでこれ程にブラックバスが増えるわけはありません。
僕の知る岡山や四国では、バスの居ない野池を見つけるほうが大変な位です。
やはり利益を得る団体が組織的に放流した事は間違いないと思う。
( -)/~~~ バス釣りをしている以上、文句を言える立場じゃないんだけどね〜。
この意見は何度も聞いた事があり
ます。 バス釣りの雑誌などでも堂々と
記事にしてたりして、どうなのかなぁ〜と
感じます。
ブルーギルはブラックバスの餌として
同時に放流されたと言う説もあり、
ブルーギルだけ悪者にするのも「?」
ブルーギルは食欲旺盛で何にでも
寄っていき餌を突きますがブラックバス
の様に流れの中で魚を追うような事は
不得意。
在来種に影響を及ぼすと言う事では、ブルーギルもブラックバスも上下はありません。
≫ブルーギルを釣ってみても面白い♪
■ブルーギル雑学■
ブルーギルは昭和35年に今上天皇(平成)が、アメリカ・シカゴ市長より贈られたブルーギルを
持帰ったようです。 当時はまだ食料難だったらしく、ブルーギルは食べる魚として利用する
目的がありましたが、ずさんな管理で全国へ放流されていきました。 DNA解析でも、全国の
ブルーギルは、この時に持ち込まれたブルーギルの子孫だそうです。 (ある意味凄い)
ブラックバスを含めて、「特定外来生物」に指定された数々の生物は、決して自分達から
望んで来たわけではありません。 観賞用や食用・娯楽(釣り)用に輸入された動植物達です。
ウシガエルなども食用で連れてこられたり、さらにはそのエサとしてアメリカザリガニ、
毒蛇退治にマングース、毛皮用にヌートリア… 突然に連れてこられて頑張って繁殖したら
邪魔者扱い…
僕の小学生時代には近所の川で、メダカやタナゴがいっぱい居ました。裸足で入って良く
魚採りをしたものです。
現在ではコンクリート護岸で整備され水量も減り、ヌルヌルのコケのような汚い藻しかはえて
いません。 メダカどころかブラックバスさえも居ません。
変わり果てた川を見て、小魚は何処に隠れたり、何処に産卵をしているのでしょうか?
一部の動物保護団体のようなことは言わないし、ブラックバスのせいで絶滅の危機がある
生物が居る以上、ブラックバス駆除に頑固反対も言えません。
しかし、我々人間が自分たちの利便性の為に、生物(環境)に対して与えた害は、
特定外来生物の比ではない事を忘れてはいけない。
そして、外来生物に悪意は無いという事も忘れてはいけません。
・з・;)なんか変な宗教みたくなってきたな。
参考にして下さい ⇒ 環境省・外来生物法の説明
■脅迫や脅し、恫喝など…。
一部の釣り人がバスの駆除をする人や関係者にメールや電話、手紙などで脅すという事件が
起きていると聞きます。
これはブラックバスを「害魚」にしてしまう火に油を注いでいるような行為で卑怯な行為です。
僕は今まで、何度も大量のフナ・コイ・ハヤ(オイカワ)などの小魚が大量に死んでいるのを
目撃してきましたがブラックバスが大量に死んでいるのを見たことは今のところありません。
上の写真は倉敷市の池で、直径150m程のため池です。 一周して数えた魚の死体は軽く
100匹を越えブラックバスとブルーギルは死んでいませんでした。
ちなみに、ブラックバス・ブルーギルは居るのですが1匹も死んでませんでした。
小魚が減っていくのはバスやギルのせいだけじゃないよなぁ〜と改めて感じました。
■ブラックバスがメダカを食う!/著者:秋月岩魚 2001年03月
バス釣り大好きな僕も、反対派の意見も大事だと思い読んでみました。
当時は賛否両論に割れた本で、結構な話題となった本でした。
それにしても、この表紙のバスの顔ってバス釣りをしている僕から見ても怖すぎる…。
■魔魚狩ブラックバスは何故殺されるのか/著者:水口憲哉 2005年02月
昨今の外来種叩きブームを真っ向から批判しています。
多くのバサーが言いたくてもうまく言えなかった事、イライラ感をすっきり解消してくれている
…らしい。
↑ 読んでません。
■ブラックバスがいじめられる本当の理由/著者:青柳純 2003年07月
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