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ダウンショット(常吉)を極めよう〜。
バスのルアーを極める!第一回アンケートで地味〜〜な順位、第3位になったダウンショット。
1位はノーシンカーと言う事なので、純粋にバスが釣れる仕掛けと言うランク付けではノーシンカーに
引けを取りましたが、その実力は折り紙付き。
一時はバス釣りの大ブームと共に大人気となった仕掛けだけに良く釣れ、管理人もバス釣りのみ
ならずイロイロな釣りで実績のあるルアー釣りの仕掛けなんです。
そんな魅力的なダウンショットの釣りを紹介しましょう。
アンケート │ ダウンショットの誘い │ ダウンショット仕掛 │ 仕掛け(その2)
ダウンショットの歴史
ダウンショット、アンダーショット、常吉、ドロップショットなどなど、イロイロな呼び名で呼ばれている
仕掛けは同じ仕掛けを言います。
海釣りをしてて、胴付き仕掛けを知っている人なら思い付きそうな仕掛けですが、最初に世の中に
広まったのは常吉リグと言う名前で、村上晴彦氏が紹介したのが最初とされています。
Daiwa製ロッド、ハードランドなんかで個性的な面白いロッドを作る人で超有名です。
他の人が名付けた名前は全てシンカーが下に来る仕掛けをイメージ出来ますが、常吉だけは全く
別の命名の仕方で、「常に吉な結果が出る釣り」と言う意味らしいですね〜。
この常吉は一世代を築くまでに有名になりました。 日本生まれの常吉は、逆輸入的にルアー釣り
の本場★アメリカ★に渡ったと言うから凄い話です。
常吉と言う名前があまりに仕掛けを連想させない名前だったのが影響したのでしょうか(?)
その後はダウンショット、アンダーショット、ドロップショットなどなどイロイロな名前で使われるように
なりました。
日本では常吉・ダウンショットが最も多く用いられますが、僕が覚えた頃にはダウンショットと呼ぶ人
が多かったので、何ニャンではダウンショットで統一しています。
常吉と言う名前の人気も根強く、常吉(TSUNEKITI)と言う会社まで出来、村上氏が代表を務めて
おりましたが、2012〜2013年に社内事情で村上氏が離れ、会社も解散になっています。
良いルアーを売り出していただけに凄く残念なのですが、常吉と言う表示を釣具店でも見なくなり…
「常吉」→「ダウンショット」化が進んでいくんだろうな〜と感じます。
もしも僕だったら…「胴付き枝無仕掛け」なんてセンスのない命名したかもしれませんな(-ε-;
動かざること山の如しなルアー
…ではありません。 動かないルアーでは無く、一定のタナに止めて置く事の可能なルアー仕掛け
と言う意味です。
一定のタナと言いますが、その位置で完全に止めれるルアーはダウンショットだけです。
サスペンドルアーでも水の流れ、風などで移動しますが、ダウンショットの場合、シンカーをアンカー
として固定するので一定のタナが取り続けられる(キープできる)のです。
一定のタナでルアーを停止させておける…、どんな釣りの達人でも、難しいですが、ダウンショット
なら初心者でも簡単にできちゃう、まさに動かざること山の如しですが、実際は止めて置いても絶妙の
動きでバスを誘う!それもダウンショットの凄い所ですね〜。
≫ルアー用語辞典 … タナとは水深の事
仕掛けが少し上がっている事の有効性
一定のタナをキープする事が最大の特徴と説明しましたが、仕掛けを底に止めて置くだけならテキサス
キャロライナ、、スプリット、ジグヘッドなど、ノーシンカーでも沈めればルアーを止めて置けます。
底で流れたり振動したりはするものの、どの仕掛けも底から20〜50cm上げてジックリ探るなんて芸当
になると他のルアー仕掛けでは超難しい(無理)です。
ブラックバスは底のエサも活発に捕食しますが、底をメインにエサを探していません。 もしも底専門
に進化したらニゴイのようになってたかもしれません(?)
≫ニゴイングも紹介中なんです。
ルアーを底に置いておくだけではバスにアピール出来ないので、仕掛けを小刻みに動かしたりして音や
砂煙、匂い…などでバスにアピールするのですが、ダウンショットでは、底ベタから少し上がる事でバス
も食いやすくなりますし、バスからも良く見える(見付けやすく)ようになると言うのもダウンショットの
有効な点です。
仕掛けが上なのでダイレクトな当たり!
ダウンショットをアンダーショットと呼ぶように、意味は「下にシンカー」と言う意味になります。
下にシンカーのある仕掛けの特長は、シンカーを軸にして仕掛けを張れます。 緩めて置いても当たり
の邪魔となるシンカーの重みが後方になる事で、魚の細かい当たりもとらえる事が可能になります。
投げて沈めて止める…、プルプルくるッ♪楽しい釣りです。´ω`)ノ
巻物ルアーはラインが張っていて、ガツンとくる引きが楽しいと言いますが、実はダウンショットの釣りも
ゴンゴンッしたりガツンッとする当たりもあって非常に楽しい釣りと言えます。
スピニングロッド全般で使える。
細かく軽いノーシンカーなどは、スピニングに細いラインでロッドの張りで投げますが、ダウンショットの
場合、底をとれるシンカーを付けますので格段に投げ易くなります。
フックが上なので投げるには多少のコツは必要ですが、軽くて投げれないとか、スピナベ・クランクの
ように巻き抵抗があるのでロッドのパワーが必要なんて事はありません。
基本的にはスピニングに巻いてるラインなら、そのまま使えるので取りあえずダウンショットの仕掛けに
挑戦してみる → 釣れた!となると思います。
スピニングロッドなら適用範囲が広い仕掛けと言う特徴も、人気になった理由でしょう。
最後にダウンショットなんてセコイ
スピナーベイト、バイブレーション、トップルアー、などなどバス釣りは本当に様々のルアー仕掛けで
釣りが楽しめます。
ファーストムービングと呼ばれる釣りは、ベイトロッドで投げてグリグリ巻いてフッキング! バスを
引き寄せて「やったゼッ」な釣りですし、ラバージグをカバーに投げ込んでバスを引っ張り出すなんて
釣りも「やったゼッ」な釣りです。 トップの釣りに至ってはもう目の前で食いつく究極に楽しい釣り♪
一方、ダウンショットやノーシンカーの釣りは、投げて沈めて…底をとり…少し巻いて…止めて…
シェイクな釣り…フッキングもスィープ(ソフト)なフッキングで、リールのドラグとロッドの弾力を利用して
バスを引き寄せてから釣り上げます。 スピニングで細仕掛けが多いので、大物バスだと抜きあげずに
ネットや手で取るので豪快な釣りには見えません。
多くのキャストを繰り返して、食気のあるバスを釣って行くのではなく、そのエリアを丹念に探りながら
バスを釣り上げる釣りがダウンショットや、ノーシンカー(軽掛け)な釣りです。
その動きが細かい事や大きなバスも小さなバスも釣って行くと言う意味から、セコイと言われている
のかもしれませんね〜。
個人的には柔よく剛を制す的な、柔で大物を釣り上げるようでカッコいいと思うのですが…。
釣りの楽しみ方や目的は人それぞれ、セコイ釣り・カッコ良いなんて考えずに、自分の好きな釣りで
バスフィッシングは楽しみましょう。
セコイを辞書で調べると、細かい・みみっちい・ズルい・ケチ…良い意味は全くありませんでした。
ソフトルアーでの釣りはセコイッと良く聞きますが、どの意味で使われているんでしょうね〜。
今度、アンケートでもしてみますか〜 ´ω`)♪
**ダウンショットのアンケートの結果**
セコイとは、「数釣りに徹しているから」・「小物も釣るから」と言う意味になりました。
≫究極のスローな釣りノーシンカーはこちらで説明
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