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リール説明(SHIMANO-レアニウムCI4)


 釣具はダイワ派な僕をも唸らせるリール!レアニウム登場です!
 ( ゚ε゚;) 「ラレニウム」と間違えそうなスペルですが、レアニウムと呼びます。 ちなみに僕はかなり
の間、ラレニウムだと思ってました。
 SHIMANOでは軽量自転車で用いられてきた軽量カーボン樹脂で、ロードレースなどで培われてきた
技術の粋を極めた新素材です。
シマノの汎用スピニング!しかも高性能なレアニウムが登場!レアニウムの紹介をします。
 CI4を簡単説明!
 C:CARBON(カーボン) ・ I:INTERFUSION(混合・融合)などの意味を持つ頭文字からとられ
それにカーボン素材の価電子数「4」を加えた事から、CI4と命名されたカーボン樹脂素材。
 強度的にはマグネシウムの約1.5倍の強度を持ち、軽く仕上がる事からレアニウムにはボディと
ローター部に採用する事で大幅な軽量化を実現している。

 ダイワ精工では「ZAION」と言うカーボン樹脂素材のリールがあります。
 ZAION搭載リール ≫ 汎用スピニング・ルビアス | バス専用イグニス などなど



シマノ製スピニング、レアニウムCI4の外観写真

 それではリールの一番の性能?でもあるレアニウムの外観からの検証をしてみましょう。 

 パッと見でシマノらしいッ♪と思ってしまうのは、シマノ製リールの定番でもある、アルミ製スプールの
穴明け軽量加工。 & 細い割りに硬くてシッカリしたワンピースベールなどの外観からシマノ製リール
と言うのは一目瞭然です。

 レアニウムのボディカラーは黒色ですが真っ黒ではありません。濃いダークグレー調の色で、どんな
ロッドにも合いそうなボディカラーをしています。 スプールのゴールドとアルミ&メッキカラーが程よく
配置されておりカッコイイ、スピニングリールだと思います。 *゚∀゚)ノ合格♪
レアニウムの外観写真。各方向の写真があります。
【各画像をクリックでリールの拡大写真が確認できます。】

 ハンドルは主流のアルミ製マシンカットハンドルです。 何処と無く、シマノ製ナスキーに良く似ています。
無論、性能は全く違う物ですが基本的な構造・作りは同形状と言えるでしょう。
シマノ製レアニウムの各部の写真と説明
【各画像をクリックでリールの拡大写真が確認できます。】
 基本ボディはナスキーと同じながらも、スプールの形状と細部の形状が全く違います。



レアニウムの性能と機能紹介

スピニング、レアニウムの説明。各部分のパーツ説明
 何と言ってもシマノ製レアニウムの一番の特徴は、CI4を採用された軽量ボディ! シマノ製釣具
でも各部で使われている他、スピニングでもカーディフ・コンプレックス・セフィアなどに採用され、中小型
リールで広がってきています。 それを誇張するようなエンブレムがCI4の目印です。

 (。-ω-) ウウムッ。こう言った細かい部位が釣り人には堪らないのだろうと思います。 しかも、ペタッと
貼るタイプじゃなく、SRガードを削ってCI4を浮き立たせたイメージ。(成型品ですが) 
 昔にアブ製のエンブレムが1日目で剥がれて無くなり、何か一気に貧乏くさいリールになったのを覚えて
ますが、CI4エンブレムはその心配はありません。(性能とは関係ないのですが)

 性能の話ですが…(-ε-)このクラスのリールになるとハッキリ言って性能面で文句はありません。
シマノ製バイオマスターなどは価格と性能のバランスが優れているリールですが、レアニウムは価格的に
ワンランク上のリールになるので性能面で文句はなしです。

 ■
レアニウムの性能一部紹介
 ・ ARCライトスプール … 冷間鍛造、削加工で極限まで軽量された高強度&最軽量のスプール。
 ・ AERO WRAP … ラインを密に整然と巻くことで、キャスティングや回転フィーリングを向上。
 ・ SRギア&スーパーシップ … 滑らかな回転とスムーズな力の伝達能力を実現。
 ・ SRワンピースベール … 高強度&継ぎ目の無い滑らかでラインを導きトラブルを激減。
 ・ SRハンドル … 直接ドライブギアにネジ込む取り付け方法で完全にガタツキを排除。
 ・ ARBベアリング … 表面改質で錆による侵食を長期間防止するベアリング。
 ・ ウォータープルーフドラグ … 細やかな設定が可能な上に、雨水などの過酷な使用でもOK。



 (・з・)ノ 正直な話、このクラスのリールになると性能面で物足りない事は無いと思いますし、実際には
渓流と管理釣り場で1000Sを使用し、スズキで3000番を使用してみましたが性能面では文句の無い仕上がり
でした。 巻き心地もシマノ独自の「シットリ」巻ける感で、精密機械を感じさせました。

 (・з・; ダイワ精工なども使っている新素材ZAION、今回のリールはシマノ製のCI4なのですが、この素材
の耐久性が唯一心配。 リールだけに真夏の外や極寒の中で使い、太陽の紫外線などにもガンガン当たり
ます。 1〜3年は問題ないと思いますが、釣具だけに長く使ってる間に「ポキンッ」なんてならない
のかなぁ? 結局はメーカーの実績と試験を信用するしかないのですが…。

軽い!安い!の高性能スピニング、レアニウムの写真

 「青矢印」下部に配置されたストッパーレバーは使い勝手良いですね♪
 「黄色矢印」のバイオフィットハンドルも手にシックリとくる感触♪


(`Д´)ノ 誉めてばかりじゃなく、レアニウム批判もしておくぞッ!

 「赤矢印」部分ですが、何か色が斑(ムラ)に見えます。 リールの個体差もあるようで、どうせならピカピカの
メッキか磨きのアルミ製にして欲しかった部分です。
 あとはブラックな塗装。真っ黒ではなくダークグレー調と説明しましたが、カラー自体は好みもあるので問題
ないと思うのですが、塗装自体が安っぽい様に感じました。
 1000番なら特に感じない塗装質感ですが、大きな3000番では塗装面積も増えるので少し安物リールの塗装
みたいな雰囲気もしなくない感じもするかなぁ〜(この言い回しハッキリしろ!!)
 (・з・; バイオマスターの塗装の方がシッカリと感じられました。 やはり下地が違う製で塗装種類も変わっ
ているのでしょうか? せめてクリアー系でも塗って欲しかったです。


 


レアニウムのライバル機種は…ズバリッ!ダイワ精工ルビアス

 レアニウムは特に何専用のリールと言う訳ではなく、汎用性の高いリールでスプールの品番も数が豊富で
様々な釣りに対応出来るリールです。 その点で言えば、真っ向から勝負しているリールは、ダイワ精工の
ルビアス。
 使用感想は正直には大差は感じませんが、回したフィーリング的にはレアニウムの方がシットリ回り、ルビ
アスの方が軽く回る感じがします。 ドラグ性能はクリック音などは全く違いますが、滑り出しや効き共に性能
の優劣差は無いと思っても良いでしょう。
(ルビアスは回したフィーリングに当り外れも良くあるとも聞きますけど)
ルビアスとレアニウムならどっちを買う?

 (・з・; ボディを比べてみると、レアニウムは正にシマノらしく、ルビアスはダイワ精工らしい外観となって
います。 リール本体カラーも真っ向勝負の黒系VS銀系ですもんね。 自分の好きなメーカーで選んでも
いいかもしれませんし、リールの外観や好きな色で選んでも構わないでしょう。

 (`Д´)ノ しか〜し!! 何ニャン的に点数を付けてみると、シマノ製レアニウムが高得点。
 「ダイワファン」な僕を「ダイワ不安」にさせてしまう程のリールなのである。

 オヤジギャグを言った所で、ルビアスとレアニウムの機能面を一覧で比べてみました。

ルビアス・レアニウムの参考比較表
リール名 ギア比 自重 ドラグ 参考糸量 ベアリング数 定価
ルビアス1003
レアニウム1000S
4.7
5.0
170g
175g
2.0k
3.0k
3lb/100m 7個
7個
30500円
26000円
ルビアス2004
レアニウム2000S
4.8
5.0
190g
175g
2.0k
3.0k
4lb/100m 8個
7個
31000円
27000円
ルビアス2506
レアニウム2500S
4.8
5.0
200g
200g
3.0k
5.0k
6lb/100m 8個
7個
31500円
28000円
ルビアス2500
レアニウムC3000
4.8
5.0
220g
195g
7.0k
10.0k
16lb/100m 8個
7個
31000円
28000円
ルビアス3000
レアニウム4000
4.8
4.8
255g
260g
7.0k
10.0k
12lb/200m 8個
7個
33700円
30000円
 ※糸巻量を参考に近い品番を比べていますので参考程度にして下さい。


 同じような糸巻き量を比較してみますと、渓流や管理釣り場でメインになる1000番スプールではレアニウム
が性能面で大差無い上に価格が安いです。 価格にして約4500円程も安くなっています。

 (・з・)ノ バス釣りなどでメインとなる、2004-2506(ダイワ)クラスや、シーバスや海釣りでメインとなる
2500-3000(ダイワ)クラスのリールなど全体でも約4000円安い上に、本体自重が大幅に違う機種まであります。
 確かにタックルではバランスで重量感も違うのですが、極端に軽すぎない場合はリールは軽い方が良いと
思います。 正にレアニウムは重量だけなら最上位機種に迫る軽さを持っていますね。

 独断的にまとめると、*゚∀゚)ノ リールとしての総合点はレアニウムの勝利だと思います。
 ただし、ダイワのリールが好き!シルバーカラーが好き!ならルビアスを選べば良いと思います♪

 
(*゚▽゚*)ノ バイオマスター並ぶ同得点♪92点を進呈します♪


 参考までに…
 
2009年8月、現在の実売価格は、楽天市場調査では
 ルビアス2004 = 24500円     レアニウム2000S = 18500円
 
 (・з・; この価格差は大きいと思います〜。 ダイワさん、卸価格を考えないとッ!!


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 ≫渓流・メバルには、レアニウム1000Sがお勧め
 ≫遠投するメバリング・底狙いのカサゴやブラックバスの釣りでは2000Sがお勧め
 ≫シーバスクラスの魚にはC3000番レアニウムがお勧めです。

 ≫Yahoo-Auction「ヤフオク」で検索してみる。 ≫シマノ製スピニング ≫ レアニウム検索


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