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リールのスプール!の基本編
リールでラインを巻いている部品をスプールと言います。
φ(・ω・ )ラインが巻ければ何でもイイ♪ なんて単純なものではなく、釣具メーカーは
日々、開発・改良している重要なパーツ。
基本的に、軽く強く磨耗性・腐食性に優れた素材がスプールに適している言う事になり
各社、素材にはいろいろなものが使われているようです。 強化プラスチックやアルミ・
鍛造アルミ・ステンレス・ジュラルミン・樹脂・その他いろいろな物があります。
大口径・底浅(溝浅)スプールがルアーに適している!
上の図はスピニングリールのスプールを真横から見ている図です。
大口径のスプールにする事で、ラインの巻取直径が大きくなりラインに癖が付きにくく
大きく幅広くラインを巻くことで段差が少なくなり、ラインの放出時(ルアーを投げたとき)の
抵抗も減ります。 これは軽いルアーを遠投する時には特に役に立ち、投げ釣りに使う
大型の遠投スピニングでもこの形が多いようです。
底浅タイプは糸巻き量が少ないので、細いラインを巻く場合は不必要な下巻ラインが
不要になります。
標準スプールは、底浅に比べて太いラインを大量に巻けるメリットがあります。
糸が多く巻ける割にリール全体の大きさを小さくでき、小さいリールながら糸巻き量と
ラインの太さを両立できます。
ウキ釣りのリールや、投げ釣り等のリール…何にでも使い易いリールになります。
欠点は細いラインを巻く場合は下糸が必要になる事と、ラインが多いので細いライン
などが食い込む事です。
ジギングなどの一部を除き、ルアー釣りの場合は細いラインやPEラインが多く使用され
てきましたので、無駄に下糸を巻かなくて良い底浅スプールが増えて来ました。
リールのカタログなどで、使用するラインと糸巻量が記載されていますので参考にして
みてください。
注意:実用ドラグ強さを確かめてリールは選んで下さいね。
⇒スプールの規格と糸巻き量はこちらを参考にして下さい。
⇒リールのドラグ設定はこちらで詳しく説明しています。
リールの巻き取り角度、スプールのテーパー説明
遠投に適した巻き取りテーパー角度
順テーパー・前テーパー…などなどいろいろな呼び方をされているようですが、
この角度でラインを巻くリールは大型の遠投リールに多くあります。
優れた点は、抵抗が少ないことによる遠投性能の良さです。 特に投げ釣りには
物凄く重宝され、投げ釣り専門のリールはこのスプールが多いようですね。
(+。+)欠点といえば、ラインがボロッと出てしまうスピニングバックラッシュですが
重い仕掛けを使えば気にする事も無いようですね。
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ライトリグ(軽い仕掛け)に適したラインの巻き取り角度
逆巻テーパー・後テーパーなどなど、遠投に適したリールとは逆向きにライン巻取
角度が付くリールスプールもあります。 フィネス専用リールでは定番。
スピニングリールのライントラブルを少なくする方法として、不必要なラインを出し
すぎないテクニックでサミングと呼ばれる物があります。 これはリールを持つ指や
片手を添えたりしてラインに抵抗を与える方法ですが、ラインを逆向きに巻いて
抵抗を与えるという発想で考えられたのが逆テーパーです。
通常、ルアーフィッシングで使用するリールは、逆テーパー気味にしたほうが
トラブルが少ないです。
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リールの実物写真でスプールを見てみよう!
実際に見てみると判ります。 カルディアよりもメバル専用の月下美人リールの
スプールはよりテーパーがきつくなっています。
φ(^ω^)実際はあまり調整する事もないですが、巻くラインによってスプールの
上下に隙間が出来る場合などには、調整ワッシャーを入れる事で調整できます。
※矢印部の黒リングです。 白色はベアリング(カラー)です。
※新品購入時には調整用ワッシャーは付属されています。
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※調整Wリングは釣具店でも注文すれば取寄せ可能。
ダイワ製2000番程度のリールでは、定価100円位です。
テーパー巻きリールではないスプールのテーパー化
掲示板で教えてもらった平巻きリールをテーパーにする方法をご紹介♪
↓以下投稿文
ちょっと前に思いついたんですが、結構使えそうなテクニックなんで書き込んじゃい
ますね。逆テーパーじゃないリールを逆テーパー化することができちゃうっていう
アイデアです♪
リールに下巻きをするときに、普通に巻くのではなく、手でスプールエッジ側に多く
巻くんです!
…簡単で、誰でも思いつきそうですし…もしかしたら雑誌とかにも取り上げられてる
かも知れませんが(笑)
自分で好きな角度にできるのは結構利点が大きいと思います。ダイワの逆テーパー
をゆるくして飛距離重視設定にするのにも使えそうですし… 自分はリョービのリール
(ゼロテーパー)にやってみました♪ ぱっと見はかなりいい感じに仕上がっています。
細めのラインをきっちり巻きつけると滑らかにできそうですね。KIXなんかはワッシャー
の調節で前巻き気味にできますが、替スプールでナイロンも同時に使いたい!なんて
ときはワッシャーを外さずに、PEだけテーパーをきつくするってのもいいかもしれません
。 思い付きを実行しちゃいましたが、どうですかね?
■2007/07/02 スティーヴさん掲示板へ投稿■
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