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大物魚を釣り上げろ!でも説明の通りルアーロッドの最大の利点は、ドラグ付きのリールが
付いているという事です。
これは釣りの原点でもある「のべ竿」の釣りとは決定的に違う事で、リールがあるからこそ
ルアーロッドは短くても遠くに投げる事が可能で、大物の魚を釣る事も出来るといっても過言
ではありません。
ここではそんなリールを最大限に活かしきるドラグ調整について説明しています。
≫リールのドラグ構造に付いての説明はこちら。
ドラグの役目とは
うっお゚Д゚)ノ 大物魚がルアーに食いついた時に最初に魚の負荷を受け止めるのはライン。
これはナイロンラインでも、フロロラインでも…伸びの少ないPEラインでも同じで、投げている
ラインの長さに比例して伸びて大物魚の引きを和らげてくれます。
ラインの次にはロッドです。 ロッドは曲がる事でラインの負荷を和らげ大物魚を受け止めます。
強い引き込みには曲がって対応し魚の引きに応じて自動で調整してくれています。
次には釣り人。 釣り人も手や足を曲げ伸ばしする事で魚の引きを受け止め和らげています。
ドラグ君!頼む〜(;゚Д゚)σ 最後の最後にドラグの登場です。 大物魚や突っ走るような魚を
釣り上げられるのはリールにドラグ(ドラッグ:引きずる)機能があるからこそなのです。
このドラグの強さは釣り人が調整でき、適度な負荷を掛けながら滑る事で魚の体力を奪って
くれます。
そこで疲れた魚をラインとロッド、釣り人の手足で引き寄せ、時々体力を回復させて暴れれば
ふたたびドラグに助けられながら大物魚を寄せることが出来るのです。
こうして考えると魚との攻防戦で最後の砦になるのはドラグな訳ですね。
(´∀`*)ノ ドラグ君いつもありがとう♪
ドラグの基本調整方法
ドラグの調整方法は物凄く簡単♪
代表的なバイトリールとスピニングリールの調整方法。
その他にリールの背面にあったり、レバーブレーキなどが付いているリールも有ります。
ドラグの締め付けはどれくらいがいいの?
ドラグの設定はライン強度の1/3〜1/4が基本とされています。 これはラインの結束部分
の強度低下や瞬間的にラインに掛かる負荷を考慮しての数値です。 8lb以下のライトラインの
場合には1/4程度で設定し10lb以上なら1/3程度で設定すると良いと思います。
ライン強度 |
設定ドラグ |
ライン強度 |
設定ドラグ |
2LB(0.9kg) |
0.2〜0.3kg |
12LB(5.4kg) |
1.4〜1.8kg |
3LB(1.4kg) |
0.4〜0.5kg |
14LB(6.3kg) |
1.6〜2.1kg |
4LB(1.8kg) |
0.5〜0.6kg |
16LB(7.2kg) |
1.8〜2.4kg |
6LB(2.7kg) |
0.7〜0.9kg |
18LB(8.2kg) |
2.0〜2.7kg |
8LB(3.6kg) |
0.9〜1.2kg |
20LB(9.0kg) |
2.3〜3.0kg |
10LB(4.5kg) |
1.1〜1.5kg |
22LB(10.0kg) |
2.5〜3.3kg |
※1lb=約453gで計算しています。
リールのドラグ調整を実際に行う!
では実際にドラグの調整を行う2種類の方法を説明しましょう。
二人でドラグを調整する方法
実際に2人で行えば、魚がヒットした状況と同じ状態での設定が可能となります。 一人に計りを
持ってもらい設定の重さを超えたらドラグが効くように調整します。
一人ではかなり無理があるので、二人で行うのが
条件になります。
魚の重さを量るバネばかりで使えますし、ダイソー
などの100円均一に売ってあるバネ計りでも何とか可能。
デジタル計りも釣具店で安くあったりしますので購入
しておけば魚も計れて便利ですよ。
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一人でドラグを調整する方法
一人で行う場合はペットボトルなどを利用します。500mlなら0.5kgまで、1.5リットルなら
1.5kgまで…2リットルなら2.0kgまで計れます。 ペットボトルの重さは誤差の範囲として
無視するとして、計りたい水の量を計れる軽量カップは必要ですね。
普通に100円均一などで売ってますので購入しましょう。
ペットボトルを引きずるのは摩擦抵抗も加わるので持ち上げるように計りましょう。
注意点:ラインが切れるとロッドが跳ね上がりますので注意!
注意点:釣りを知らない人に見られると、子供の遊びに見られます。
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ドラグ調整の最後に!
物凄い大物魚に関しては別として、2500〜3500番のリールを使用する場合には意外と適当に
ドラグ調整をしているものです。
リールの手前のラインを持って、コレくらいだろう?的なドラグ調整。
実は僕もそうです。 (;゚Д゚)σエエッ これはこれで十分なのです。
大切なのはリールをロッドに付けて調整したときの感覚を覚えておく事です。 新しい
リールを買ったら暇を見つけてドラグ調整をして、その時の感覚を覚えるようにしていますし使う
ラインを大きく変えてしまう場合も行ってみます。
今回紹介したような調整方法を毎回行うのは超面倒なわけで、暇なときに調整して体感で
覚えておけば後は釣り場で調整可能です。 一見、適当なドラグ調整に思えますが、リールの
手前でラインを引き出した感覚やスプールを回した感覚は意外と覚えているもの。
毎回適当で調整するが何とかなっている!と言う釣り人も一回はドラグ調整をしてみては
どうでしょう。 案外緩すぎたり硬すぎたりしてるかもしれませんよ♪
!ちょこっと注意事項!
投げ釣り用リールにはドラグ機能が無い物もあります。 これは重い仕掛けを思い切り
投げてドラグが効いて指をラインで切ってしまうのを防ぐためです。
ルアー釣りでも、重めのジグ類を遠投する際にはドラグを強めにするよう注意しましょう。
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