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ロッドの性能あれやこれや!
ロッドの性能でよく言われるロッドの素材やロッドの重量バランス…ロッドの
感度や高級ロッドと低価格ロッドの差などについての説明です。
まさにルアーロッドのあれやこれやの話ですな。
個人的な意見もあるのでロッド選びの参考にしてみてね♪
ロッドの重量バランス
最近のロッドは特にロッド価格が高ければ高いほど(高級ロッド=軽いロッド)に
仕上がっています。 しかしロッドの重量ばかりに目を向けて選択してはいけません。
カタログ値でロッド重量は軽いし、こっちのロッドの方が安いぞ! と飛びつく前に
そのロッドの重量バランスを見極めなくては本当のロッド性能は判りません。
ロッドに組み合わせるリールとが同じ場合、ロッドのブランク(本体)が軽い方がロッド
の基本性能は良いと言えます。 (使うルアーでも変るけど)
( -ω-)?グリップの部分の軽量化を計り全体重量を軽く仕上げてるロッドよりも、
グリップより前部分の重さが軽い方が、ロッドをシュッと振り抜け感度も格段に
増してきます。 その為、高級になればなるほどガイドなどもチタンやカーボンなどを
使い軽く仕上げているのです。 究極を目指すメーカーなどは、ガイドにまでこだわり
糸巻き部分を短くまでして竿先重量を軽量化させています。
■良く例えられる話■
野球のバットの話が良く例えられますが、バットのグリップを持ち水平にしたり
振ったりは先端が重くて疲れます。 また先端が重いので感度も悪い。
しかし逆に持つ(ボールを当てる部分を手で持つ)と全体重量は変らないのに
軽く感じます。
( ^-^)/゛ヒュンヒュン振れて感度もいい! 野球では逆に持っては駄目ですが
釣りだと手で支える部分より先端が軽い方が使い易いと言う事ですね〜。
野球選手もバットの振る速度を上げるためには短く持ってます。
■それ程に気にする必要は無い■
ロッドバランス自体は、使用するルアーや取り付けるリール重量でも変化する
ので、それ程に気にし過ぎる必要はありません。
最近はロッド自体の軽量化、リールの軽量化が進んでいるので、バランスを
それ程に気にする必要もないと思います。
ロッドのブランク素材の重さ
軽くて粘りのある強い素材! この夢のような素材を求め、釣具メーカーを始め繊維
・素材関連の会社は日々研究を重ねています。 ロッドの素材の常識としては…
・カーボン素材 = 軽くて強い = 張りもある = 感度がいい
・グラス素材 = 粘りがあるけど重い = 乗りが良い
どちらの性能もロッドには不可欠の要素。
釣具メーカーは繊維の方向を変えたり巻き方を研究したりしながら軽くても強く
粘りのある夢のロッド素材を日々開発しています。
ダイワ精工のロッド素材を例に少し紹介しましょう。
■100%グラス素材のロッド
重くなりがちだけどロッドの粘りは近年見直されています。クランクや巻物ルアーに
特に有効。
■HVFブランク
レジン量を極限まで削りカーボン繊維の密度を増した筋肉質なロッド素材。
(ダイワでは旧タイプ)
■SVFブランク
感度と張り粘りを加えた高性能ブランク。 HVFブランクを超える性能を持つ
ロッド素材。
■SVF COMPILE-X
SVFを更に高弾性化し、鋭敏な感度とバットパワーを実現。 ジグ・テキサスなどに
有効な素材。
■LOW MODULUS
カーボン素材でグラス素材の粘りを実現した素材。 巻物ルアーでは特に有効な
ブランク素材。
■TITANIUM ALLOY
軽くて強いチタン合金をブランクに融合。 鋭敏な感度と粘りとパワーは理想の
アクションを実現。
その他にもチューブ構造にしてみたり、先端にソリッド素材を取り入れたりしながら
理想のロッドを日々研究してる訳です。
特にブラックバスのルアー釣りでは使うルアーや仕掛けも多く、イロイロなタイプの
ロッドが販売されてますね。 見てるだけでも楽しくなります♪
ロッドの感度とは?
軽くて!硬くて!張りのある! こんな素材を使えば感度は抜群に良くなる。
確かに単純な話はそうなのですが人間の感覚は機械程単純ではありません。
特に近年人気のフィネスロッドは、ある程度の先端の柔らかさとロッドの曲がる抵抗が
人間には抵抗となって感じます。 ショックを吸収する先端の柔らかさが逆にルアーの
微妙な動きや振動、底の状態を振動で伝えてくるのです。
個人的な意見(←ここ重要)としては、最初のバスブームでダイワ精工のロッドは
大きく他に遅れをとりました。 軽くて強くすれば感度も増すだろうと勘違いし、バスの
ルアーロッドの本当の必要な性能に気が付かなかったのです。
逆にバスプロプロデュースの他メーカーバスロッドは使用ルアーに合わせてロッドの
素材・硬さも変えて発売してたので売れに売れたのです。
(-ω-;)ノ ダイワファンの僕でも最初の頃のダイワのバスロッドは…イマイチでした。
それに遅れながら気が付いたダイワ精工はバスプロ多数と契約し、ダイワ精工の
バスロッドの性能は格段に高性能化しました。
ロッド感度(人間が感じる)とは単純に硬くて軽いのが良いとは限らない話でした。
ロッドの本当の性能
ロッドは軽くてバランスが取れてる方が全てにおいてベストロッド。
とは言えないのが実はルアーロッドの世界。 ある程度の全体的な軽さはキャスト
回数の格段に多いルアーロッドでは必要な性能なのですが、中堅に位置するロッドを
購入するならバランスはそれ程に気にしなくてもいいと思います。
(ベストのバランスになってる)
テキサス・ラバージグ・ワーム類を使うロッドの場合、バランスが取れてると感度に
貢献するのですが自分の好きなロッドの角度や向き、釣り方の癖がありますし、
現在のロッドは高性能なのでバランスを気にしすぎる必要もないでしょう。
ウェイトを埋め込んでロッドバランスを取るなんて事は上級者だけにしましょう。
初心者は先ずはロッドを使い込む事♪
ちゃんとしたメーカーの中級ロッド以上なら、ロッド全体の重量は重くても使う
ルアーに適したブランクを持ってると言えます。
グラスロッドは重くなりがちですが、巻物ルアーで根強い人気があるのは、粘りと
魚の吸い込みに追随するようなロッドの曲がり具合があるからです。
軽さやバランスだけに注目するより使用目的にあったロッドの性能を見極めましょう。
≫ロッド操作で大物魚を釣り上げろ!
ロッドの価格と性能
悲しいかな…世の中は金なのか〜 (`Д´)クワッ!と怒りたくなる僕も一般庶民。
ダイワの最高峰のバスロッドは定価6万以上と言う高級ロッドもあり、それが定価
1万円程のロッドと同じ訳はありません。
本当にマジに高すぎる!と言いたい!リールと組み合わせると恐ろしいタックルに
なる。 磯や鮎竿みたいに一本じゃないんだから〜
愚痴っぽくなってきたので結論から言うと、6万円のロッドと1万円のロッドだと、
かなりの性能の違いはありますが、定価3万円のロッドと6万円のロッドだと、価格は
倍でも性能が二倍良い(二倍釣れる)なんて事は無いと言うこと。
自分の小遣いの範囲で、無理なく・無駄なく買えるロッドが一番と言う事です。
■個人的な意見ですが■
バス・メバリング・アジングロッド 【定価】 20000円〜30000円前後
シーバス・エギング・ジギングロッド 【定価】 30000円〜40000円前後
以上のロッドでメーカー製なら、コストパフォーマンスが高く最高級ロッドシリーズ
と大きな差は無いと思います。 最高級ロッドって「定価」で倍程度しますからね〜。
≫価格と性能のバランスの良いリールはこちら♪
ロッドの性能はロッドに取付けるパーツでも大きく変化します。
(参考リンク)
ロッドのガイド説明 | ガイドリング説明 | ガイドフレーム説明 |
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■魚種別のロッド説明■
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