■ラインの実験説明
物凄く単純!バケツを吊ってみて、そこにすこしづつ水を入れていく
という原始的な実験!
その水の量と、伸びた長さと切れた重さを調べます。
(ラインは1メートル)
第二はラインをストローに巻いて、数日して外してみます。
これで、しなやかさとリールへの馴染みを調べます。
( ̄▽ ̄;)以上!! 簡単だけど、興味しんしんでしょう。
** ライン実験の風景 **
バケツの重さが、140グラムです。 付加0の場所で、方眼紙の部分に印。 +140グラム
(バケツを吊る)で印。 +100ccの水を足していき、そのつど印をつけていきます。
合計2回を繰り返し、平均をとり、結び目で切れた場合はやり直し!
以上を決めた上でラインの実験開始! ( ̄▽ ̄;)知らない人が見たら不思議な行動だな…。
意外なくらい実験はスムーズに終わりました。
と言うのも、結び目が切れるかと思ったのですが、意外と切れない。 大抵は結び目が強度が
落ちるのですが月下美人ラインの説明にある、結束強度10パーセントアップと言うのはダテでは
ないようです。
140g | 240g | 340g | 440g | 540g | 640g | 740g | 840g | 940g | 1040g | 1140g | 1240g | 1340g | 1440g | 1540g | |
F-1 | 11 | 31 | 50 | 68 | 85 | 102 | 120 | 135 | 148 | 161 | 178 | 188 | 200 | 217 | 230 |
F-2 | 10 | 29 | 48 | 66 | 86 | 101 | 117 | 135 | 145 | 158 | 177 | 185 | 201 | 213 | 232 |
平均 | 11 | 30 | 49 | 67 | 86 | 102 | 119 | 135 | 147 | 160 | 178 | 187 | 201 | 215 | 231 |
N-1 | 15 | 33 | 54 | 71 | 85 | 98 | 108 | 118 | 128 | 138 | 146 | 164 | |||
N-2 | 13 | 31 | 53 | 71 | 86 | 99 | 105 | 120 | 130 | 140 | 150 | 161 | |||
平均 | 14 | 32 | 54 | 71 | 86 | 99 | 107 | 119 | 129 | 139 | 148 | 163 |
ライン切断時の重さは…(バケツの重さは引いてあります。)
●フロロライン 1回目/1610g 2回目/1590g 平均1600gで切断
●ナイロンライン 1回目/1320g 2回目/1290g 平均1305gで切断
(゜ε゜) 驚きです! 伸びに関しては思ったよりも差が無いです。
それよりも、1メートルのラインがこれほど伸びるのに驚いた! よく根掛りを外そうとしてもラインが
伸びて切れない時があるけど、これだけ伸びたら切れないよね〜。
しかも、同じ3lbの規格ラインなのに、フロロとナイロンでこんなに切断時の重さが違う!
数値がバラついたら、3回の平均にしようと思っていたけど、二回とも同じようだったので、それなりに
正確だと思います。
これを見る限り、フロロラインは伸びない訳じゃないです。 月下美人ラインはフロロラインは
「しなやかフロロ」と宣伝されナイロンラインは「超高感度設計」と宣伝されています。
互いの弱点を補った結果なのでこうなったのかもしれませんが…。
↑ ラインに対する負荷と伸びのグラフです。
見ての通り、640グラムまでは殆んどラインの伸びに差はありません。実際3Lbのラインを
使ってて640グラムの負荷が掛かるというのは、そうとうに大きな魚が掛かっている状態。
数グラムのルアーなら伸びでの感度の差は体感出来ないのかなぁ〜。
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⇒ 結局ラインはどうなの?
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