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渓流の釣り方(実技編)

 (  `)/~~ 最初に戸惑うのは渓流ならではの水の強い流れです。
 特に渓流エリアの釣りは、流れの全く無い場所は殆どなく、大半の釣り場は
流れの中でルアーを巻く事になります。

 幅のある河川と細い川幅の渓流では、ルアーの投げ方も巻き方も違ってくるの
ですが考え方と基本は同じです。

 ここでは実際の渓流釣り場の簡単な釣り方の特徴を説明しておきます。

  ≫渓流の釣り場選び説明はこちら

渓流の特徴は強い流れ。ここでは流れに対してのルアーの巻き方を紹介しています。 点線をクリックして下さい。

 渓流釣り場を真上から見てみましょう。 
●釣り場までならば長靴で渡れます。
 しかし
釣り場A釣り場Bに行くには長靴では無理で、膝まで入れるウェーダーが
必要になります。
 
釣り場Bに渡ればかなりのポイントが増える事が写真でも判ります。

 一見、浅く見える釣り場ですが、実際に入ってみると流れも速く、足元をすくわれるので
注意しながら釣り歩きましょう。 写真で見ると釣り場までなら簡単に行けそうですが
実際には、これ位の流れでも長靴なんかだと渡れないです。




下流へ投げて巻いてくる釣り方(ダウン)

渓流で下流へ投げて上流へルアーを巻いてきます。 あまりに早くルアーを巻こうと
すると水流の抵抗をモロに受
けます。
 特に大きなルアーや凄い
抵抗のあるルアーを投げる事は
少ないので下流方向へ投げても
いいのですが、問題は魚が
食ってきた時。

 (;゚Д゚)ノ うぉっ!
 小さい渓流魚でも水流の
抵抗も加わり釣り上げるのに
苦労します。

 下流方向でフッキングしたら、渓流魚を流れの弱いほうへ誘導しながら取り込みます。
また下流方向で釣ると、フッキングが浅くなりがちです。 ルアーが水流の抵抗を受け
ながら巻くので、ロッドやラインにも負荷が加わった状態で巻いている事になります。
 当然、魚のフッキングも浅くなりがちになるのですが、乗りのよいロッドやナイロンライン
を使用する事で多少は解決できます。

 流れが緩やかならミノーやスプーン系ルアーを使い、あまりに水流の強い場合には
比重の重たいスプーンの中でもスリムタイプを選択すると釣り易いです。



流方向を横断させて釣る釣り方(クロス)

渓流を横断させるルアー巻き方向。流れに対して垂直方向のまき方です。 流れのある渓流釣り場。
 横からの釣りも流れの
影響を受けますがルアー
釣りでは釣り易い方向なので
初心者にお勧めのコース。
 上流から下流へ向けて
流れているのでルアーも
若干は流されますが、抵抗
自体は影響が少ないので
思うコースが巻けると
思います。

 -ω-)? あそこを通してブツブツ…

 実はこの「ブツブツ…」が大事で、水流でルアーも流されますが、少し上流に投げて
ルアーが流されることを予測して釣ったり、ロッドである程度のルアーの通るコースを
変えられますのでルアーを巻くコースを頭の中でイメージしながらルアーを投げましょう。
 こうして文章で書くと難しい文章になりますが、簡単に言うと…

 ブツブツ…は投げる前にルアーを通す場所をイメージしておくこと!

 慣れてくると自然と投げる時に巻き方も想像してるものです。
 流れに対して投げる場合に比べると、意外と水を掴むリップ付きルアーや、スプーン。
 様々なルアーが対応できます。

 しかし…この横方向に巻く釣り方は、ある程度の河川に幅がないと駄目です。
渓流内でも上流地域では川幅が狭くなるので、真横に投げる場面は少なくなります。

 最後になりましたが、カッコよく言うとクロス方向(横)に投げると言います。



上流へ投げて巻く釣り方(アップストリーム)

渓流のルアーを巻く。上流から下流へルアーを巻く場合 上流に投げて巻いてくる
方法は下流へ投げて巻いて
くるより釣り易いと言えます。
(流れが邪魔をしない)
 フッキング後には流れが
魚を寄せてくるのを手伝って
くれる感じで、逆の場合より
遥かに安心しです。
 渓流釣りの基本は下流から
上流に釣る!のも、こんな
意味があるのでしょう〜。

 特に渓流のルアー釣りの場合は巻かないと魚が食ってきません。 その為、あまりに
激流の中を逆向き(上流より下流)に巻くと物凄く早巻きをしないとルアーを泳がせられ
なくなります。

 あまり流れの速すぎる場所やコースは避けて、ルアーを投げるようにしましょう。 
スプーンやシンキング系のルアーが適しています。



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