水槽を買い揃えると気が焦り、すぐにでもバスを入れたくなりますが、少し待ちましょう。
出来れば、水槽と魚は一緒に用意してはいけません。
初めての人が良くしてしまいますが、水槽セットと魚を同時に買って帰る事は失敗の元!
まずは水槽をセットし、バスを向かえる準備です。水槽は一度セットしてしまうと、動かすことは
滅多にありませんし物凄い重労働です。
90センチの水槽は、専用の台が必要です。他の台を流用したい人は、自分で補強しても
使えると思いますが自信のない人は専用品をお勧めします。 床の強度にも気を付けないと
いけません。
設置方法は取り扱い説明書をよく読んで取り付ければ簡単にできます。注意するのは、
上部フィルターの設置ですが…
↑図を参考にして下さい。
これは、上部フィルターの説明書にも書いていると思いますが基本的な設置方法です。
活性炭は僕の場合には入れていませんでした。
ろ過材の部分が一番に重要で、高価なものを使用したほうが長く使えます。特に問題が
無ければ、ずっと使うものです。
詰まりにくく面積の大きいろ過材で、チクワのように穴が開いている物がお勧めです。
大型魚を飼う水槽は、何も無い状態が一番飼いやすいです。掃除もしやすく、魚が傷つく事も
ありません。僕も始めの間は、バス単体だけしか入れていなかったのですが、)あまりに殺風景。
少し砂利を入れるか、石を組んでみるといいですよ。あとは流木とかいれると雰囲気が出ます。
裏側に貼るシートは、少し高いのですが凸凹している岩のようなものを置くと全然雰囲気も
かわります。これは超お勧め品です。
間違っても、水草とかはいれないほうが無難です。水草を綺麗に育てるには、意外と難しく
バスを飼う水槽には適しません。
そうしても入れたい場合、人工(偽者)水草も売っていますので、それを入れましょう。
水道水をいれると…なんか白くない?と思うでしょう。水道水は意外と濁ってます。
循環装置と、ポンプがあればエアレーションさせながら様子を見ましょう。
カルキの中和剤を入れておき、最初のセット時には活性炭を入れておいてもいいと思います。
活性炭は濁りも吸着する効果がありますので、早く透明な水が作れます。
早く水のろ過循環を始めるため、ろ過バクテリア自体が売っています。店員さんにお勧めを
聞いてもいいと思います。それを、入れれば早くに水槽のろ過サイクルが出来上がります。
水槽の水は、上部のろ過材に繁殖したバクテリアで綺麗にされ、それが循環することで水槽を
絶えず綺麗にしています。まだ、ろ過バクテリアのいない状態で魚を入れても、いれた瞬間から
汚れていきます。
閉ざされた空間でバスが生きていけるのは、この見えないバクテリアのおかげです。
まず最初に飼うのは、目に見えないバクテリアだね♪
臭かったりしたら、駄目な水の出来上がりです。まあ、最初に市販のバクテリアを入れれば
失敗する方が珍しいんですが。 もう一度、やり直すしかありません。
※外来生物法は
釣ったバスは、その場所で釣った本人がリリースするのは問題ナシとされています。
●投入の流れ
持ち帰ったナイロンを水槽に浮かべ、水温に慣らしていきます。(約15分)
少し水槽の水をナイロンに入れて、水に慣らせます。(10分)
更に水を入れて水に慣らせます。(10分)
最後にナイロンの水ごと入れるのではなく、バスだけを取っていれましょう。
水槽飼育の基本ですが、一番に怖いのは外部からの病原菌の流入と変な虫の混入です。
折角なので池の水などは入れないようにしましょう。
最初の二日間ほどは、エサもやらずに見守りましょう。小さなバスはすぐに好奇心で動き
始めると思います。
水槽に映りこむ自分の顔をめがけて、口をあけて威嚇している姿も見えるかもしれません。
人工エサ(浮くエサ)を少し与えてみてもいいですが、食べなければ回収しときましょう。
出来れば、この時期に人工のエサを食べるようにさせておきたいのですが…
3日目には、活きエサを入れてもいいと思います。
たぶん、パクパク食べると思います。入れられて訳も判らないエサ用金魚はパクパクと餌食に
なるのです。
まず、ここで平和な水槽が一変に地獄絵図であり、物凄く悪い事をしているような自己嫌悪に
陥ります。家族でほのぼのとバスを眺めて居ると子供が泣き叫び、「バスなんか嫌い!」である。
でも、仕方ないよ。肉食魚を飼いはじめると誰でも一度は通る道。
大型熱帯魚を飼う人の中には、人工エサを食べない魚の変わりに、ビタミン入りのエサを
金魚に食べさせてそれを食べさせるということをしている人もいると聞きます。
「頂きます」と言えない金魚の為にも、「金魚さんありがとう!」と言って水槽に入れましょう。
金魚の食べかす…金魚の目玉が浮遊する中で、口一杯に金魚をほおばって泳ぐバスの
姿を見ることになるでしょう。
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