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チューブラーとソリッドの違い


ソリッドとチューブラーのロッド、どっちがいいのだろうか?

 ルアー釣り人の掲示板などで良く聞かれる「チューブラーとソリッドの違い…
 特にメバル用では同シリーズのロッドでも、両タイプが分かれてたりするので迷うところ
ですね〜。

 ここでは先ずロッドの基本からソリッドとチューブラーの説明をしておきます。

 
【ロッド選びの注意点】
 ソリッドの中には物凄く柔らかなロッドや高弾性の先端の物まで様々です。逆にチューブラー
でもソリッド調なテーパーをしているものなどなど…そのロッドごとに様々です。
 先ずは釣具店で振ってみる!触ってみて自分の好みかどうかを確かめる事
お勧めします。




ロッドの基本!ブランクはこうして作られる!

 ソリッドとチューブラーのブランクの説明の前に、ロッドブランクの製造方法を簡単に紹介
しましょう。
 (・з・)ノ 説明と言っても昔に見学させてもらった程度で詳しくは知りません〜。

 先ずはカーボンを裁断します。 低弾性〜高弾性のカーボン(グラス)を切り出して
ブランクの元にします。

    ロッドの製作、チューブラーの構造になるまで

 芯金(空洞となる部分)にカーボンシートをクルクルと巻き付け、吊るして高温で焼いて
仕上げます。
 その後に芯金を引き抜き、表面加工して塗装やガイド、スレッド巻きを施して出来上がり♪

 (゚Д゚;≡;゚Д゚) 文字で書いちゃうと、たったの2行ですが、カーボンの種類や巻き方、
合わせ方等でロッドの特性は大きく変化し、各社イロイロな技術や特許で製作しています。

 
、( ̄▽ ̄;) 何となく食品の「ちくわ」に似た製造方法なのだ!

 この際に使う素材が体積比で、50%以上グラス繊維を使っていればグラスロッドとなり、
50%以上カーボン繊維を使用していればカーボンロッドと表示されます。
 (混ぜた物は複合ロッドと表示)


 芯金を抜いた部分が中空になり(管状・中空・チューブ)…の意味を持つチューブラー
(Tubula)と呼ばれます。
 対照的にSolid(ソリッド)には、個体・堅個・詰まっているなどの意味があります。
 重機などの空気の入ってないパンク防止タイヤで、ゴムで充填されたタイヤは
ソリッドタイヤと呼ぶ事からも想像出来ますね〜。

 ソリッドとチューブラーの構造とロッドの断面図を紹介

 ・チューブラーの意味 (管状・中空・チューブ状…)
 ・ソリッドの意味 (個体・堅固・詰まっている…)




チューブラーとソリッドの特徴

各ロッドの特性と特長を説明。自分に合ったロッドを選びましょう  釣人の好みや仕掛け、釣り場なども影響がる
 ので一概には言えませんが、一般的に言われて
 いる特徴を紹介しましょう。

 ソリッド(Solid)トップの特徴(赤色)

  簡単に言うとチューブラーの先端を切り取り、
 無垢のソリッド素材の穂先をくっ付けたロッドで、
 ソリッドトップ使用などと呼ばれます。
 非常に柔かなソリッドの場合は、魚の吸い込むような魚の当りまで感知する事が
出来るので繊細な釣りが出来ます。

 高弾性過ぎる穂先で、ソリッドでは無いみたいなロッドもあったりと、それぞれの竿でも
特徴が違います。
 一般的に言われる特徴は、先端が魚の当りを吸収するので手で感じる当りは弱くなり、
ルアーの使用範囲も狭くなりキャスト回数の多いルアー釣りでは投げ難いとも言われます。
 先端が重くなりがちなのですがそれらが苦にならない魚の乗り!と言う利点は大きいです。

チューブラー(Tubular)トップの特長(黒色ライン)

 チューブラーの意味は管状・中空・チューブ状の意味と説明しましたが、
 自然なカーブを描きロッドの継ぎ目が無いので強度にも優れ操作性も良いです。 特に
優れているのは感度で、その張りのある先端で魚の当りを手元へ伝えます。
 しかしその感度の良さは逆に魚の小さな当りや吸い込むような当りを弾いてしまいます。

 張りのある先端で強度もあるので、少し重めの仕掛けを投げる事の出来るロッドが多く、
メバルのシリーズなどでは大物狙いや不意の大物に備えるにはチューブラーの方が
適しています。

チューブラーとソリッドの感度説明。当りの伝わりを説明
          【ソリッドトップ】                         【チューブラートップ】



ソリッド&チューブラー(`Д´)ノ しか〜しッな話

 (`Д´)ノ しか〜し、正直なところ実際にロッドを持ってみないと判らないのがルアーロッド。
 特にルアーロッドの場合はメーカーの開発者や目的によってはチューブラーぽいソリッドや
ソリッドぽいチューブラーなどなど…様々のロッドがあります。
 メバルの様に軽いジグヘッドを扱う場合には、ソリッドの方が振動を感知して感度も良い
場合もありますし…。ただ柔らかい先端と言うのではなく、張りがあるけど曲がる先端を持つ
ソリッドは、
逆に手に感じる感度は明確に判り易いロッドも多いです。
 昔の様にソリッド部分が弱いなどと言う事もなくなりましたが、使用できるルアーウェイトは
ソリッドの方が軽い場合も多いので、自分の投げる
ルアー仕掛けの重さには注意が必要

 要するに ヾ(・ε・) ソリッドはソリッドの弱点を克服しつつ、チューブラーはチューブラーの
弱点を克服しつつあるという事で、ロッドは触ってみないと判らないという事です。

 目的と釣りの趣向を明確にして選ぶようにしましょう〜。

 メバル竿などの場合…(参考にどうぞ)

 小物の当たりもシッカリと乗せ、半自動合わせ的にメバルを釣りあげたい場合はソリッド。 
少し重めの仕掛けなどで遠投したり大物メバルをターゲットにする場合、メバルの当りを
感じつつフッキングを積極的に行いたい場合などはチューブラーが適していると言われて
います。

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