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釣り場で聞いた少し怖い話

 第4章( 十九話〜   )


釣り場で聞いた少し怖い話  怖い話・第十九話 幽霊の出るホテル 釣り場で聞いた少し怖い話


 
 霊感の強い人、全く無い人などなど、世の中には見えていても否定する人や、霊の存在を
感じても認めない人も多いです。

 今回のお話は、霊感の無い人と霊感のある人が体験した話を紹介します。


 渓流釣りの好きな二人が、ある山奥の渓流へ出かけたのですが、少し遠方へ出掛けたと言う
事もあり、その日の夜には宿泊する事にしました。
 二人は早朝に待ち合わせて車で出かけました。 車で、2時間ほど走ったでしょうか…
今日の釣り場となる山奥への入り口へと到着しました。

 数日前から少し雨が降っていたようで、山の木々には水滴が付いています。 梅雨の湿気と
無風の森はむせ返るような暑さと湿度です。



 車で未舗装の道に入ると、水溜りがあり車のドアに泥水があたる音がします。

 「思ったよりも濁ってるなぁ」
 「もうすこし、上流へ昇ってみるか」

 細い河川から流れ込む茶色の水は渓流の本流も濁らせています。 二人は、細い山道をしばら
く登ったのですが、やはり雨の後でとても釣れそうにありません。

 「今日は早めに戻って明日の早朝から釣ればいい」

 二人はしばらく車で釣り場を廻り、宿泊するホテルに行きました。 ホテルと言っても山間
の小さな町にある3階建てのビジネスホテルです。 



 駐車場に車を止め宿泊手続きを済ませます。 よく言えば歴史のある、悪く言えば古くさい
作りのホテルで飾り気の無いビジネスホテルですが数年前にリフォームしてあり内装は綺麗な
ホテルです。 
 二人別々の部屋なのですが隣り合わせの部屋で、見たところ客は殆ど居ないのか、駐車場も
ガランとしていました。

 「一休みしたら温泉にでも行くか」

 何も無い街ですが、ホテルから近くに温泉があるのを調べていました。このまま宿泊しても
テレビを観るしかないので、待ち合わせして温泉に行く事にしました。

 「外観は古いけど、中は意外と綺麗な部屋だなぁ」

 シングルのベットにテレビとテーブル。 トイレとバスがついています。 ムッとする部屋
の熱気にエアコンを付けて、窓を開放しました。
 窓の正面には山肌が迫り塞いでいます。 決して景色はよくなく、窓を閉めて隣の部屋へと
行き二人で温泉へ出かけました。


 その後、温泉と食事から戻った頃には午後9時半位を過ぎてたでしょうか、辺りは暗くなって
いました。 フロントで鍵を受け取り、エレベーターで上に…
 何故か友達は中央より左、自分の方へ寄って立ちます。
 なんでもう少し向こうへ寄らないのだろうか? そんな感じすらする不自然な立ち位置なの
ですが、まあ気にするでもなくエレベーターは3階で止まりました。

 降りようとすると、友達の顔から血の気が引いてるのが判りました。

 「ど、どうしたんだよお前」 

 思わず聞いてしまう様な顔色の悪さをしています。

 「…俺 …達と一緒に乗っていた奴が、出て行く時に見えたんだけど、後ろ頭から血が出て
 たんだよ 」

 「な、なに言ってんだよ、」

 友人のその話にも驚いたのですが、それよりもエレベーターには誰も乗って無かったはずなの
です。 小さいエレベーターなので見えない筈はありません。

 腰を抜かしたように力が抜けガクガクと怯える友人を抱えるようにして、なんとか部屋まで
行きました。

 「一人にしないでくれ…」 

 怯えてしまいガクガク震える友人を残して部屋に戻る訳にもいかず、しばらく様子を見る事に
しました。
 
 「うわぁ ま!窓の外に誰かいた!!」

 驚くような大きな声に自分まで驚き、窓の方を振り向きました。 扉から風が吹き込んで
カーテンが揺れていまが特に人影は見えません。

 泥棒でも入ったのかと一瞬は思いましたが、3階の部屋ではそれはないでしょう。

 「お前、暑いから開けっ放しで出掛けたんだろう」

 外に居たときには風など吹いていなかったのに…? 窓を閉めようとすると、ドアを開けよう
とする音が響き渡りました。

 ガチャガチャ!!  「うゎあああ」



 
 大の大人が悲鳴を上げてしまい、ドアの方を見ます。 それ程に大きい音です。 しかし、部屋の
ドアノブの音にしてはおかしいと思った瞬間に、その手前のバスのドアが音も無く開いたのです。

 「誰か居るのか!」 

 間違いなく泥棒だと思い、しばらく息を呑んだのですがバスの中を覗くと誰も居ませんでした。

 ジャリ! 嫌な音に下を見ると、バスタブの中に砂と泥が落ちています。 明らかに、泥を巻いた
ような量です。

 「お前、靴でも洗ったのか?」
 「俺じゃない! 」

 一連の出来事に怯えきった友人は帰るといい始め、自分もこのホテルは何かおかしいと感じるので
宿泊をやめ帰宅する事にしました。

 手早く荷物をまとめ、エレベーターに乗り込みました。 エレベーターはまだ3階にとまったまま
です。 乗ろうと思った瞬間に

 「うわぁあああ、エレベーターは駄目だッ」 友人が悲鳴を上げて階段の方から駆け下りました。

 友人が自分を掴んで階段の方へ行こうとする瞬間に訳も判らずエレベーターの方を見ました。

 カチッ …   カチッ  …    カチッ   …


 エレベータの変な動きが判りました。 ドアが途中で止まり戻っているのです。明らかに何かに
当たって戻っているのに何も見えないのです。

 友人に連れられるようにして階段を駆け下り、フロントへチェックアウトの手続きをしました。

 
 真っ青な顔をして宿泊客が夜10時前に帰ろうとしているのに驚くでもなく、手続きをしてくれ
宿泊料金を返金してもらえました。


 深夜12時前には友人を車で送り届け、帰宅しました。 家族は寝ている時間ですが、友人から
携帯電話が鳴りました。

 「俺達が泊まったホテル…と、とんでもない幽霊ホテルじゃないか…」
 「はぁ … ?」

 確かに何かおかしいホテルに友人の不可思議な行動、しかし幽霊や霊魂の類の物は全く信じてい
ないので話半分に聞き友人をなだめて電話を切りました。
 パソコンを立ち上げ、ネットで友人から聞いたサイトを閲覧してみます。


  ≫≫  ○○ホテル、あそこはとんでもない幽霊ホテルだ。
  ≫≫  見える人には見えちゃうんだよねぇ。
  ≫≫  夜に変な足音が聞こえる。 廊下を誰かが歩きまわってました。
  ≫≫  排水溝が詰まってるんだよ。泥で!
  ≫≫  あそこのホテルは本当に危ないので泊まらない方がいいです。
  ≫≫  友達がとまって大怪我している幽霊をみたと言ってた。
  ≫≫  3人犠牲者が居たらしいけど本当は4人らしい…。
  ≫≫  霊感のある人は絶対に見える幽霊jホテルです。 全国でもマニアには有名ですよ。
  ≫≫  丁度、午後9時40分にがけ崩れがあったらしく、その頃に出る。
  ≫≫  バスの鏡に女の人が映ってました。男の人も映るそうです。
  ≫≫  部屋の絵の裏に御札が貼ってあるホテルなんて初めてでした。
  ≫≫  蛇口から泥水が出た。
  ≫≫  幽霊が見えたと苦情を言うとお金が返されるらしい。
  ≫≫  2階の204号室は特にヤバイ。全館に出るらしいけど。
  ≫≫  霊感ないけど、異様な雰囲気はあります。
  ≫≫  ツインで家族で泊まったけど、子供が大泣きして帰った。
  ≫≫  ホテルの裏側に慰霊碑を建てるらしい。
  ≫≫  金縛りには霊感の無い人でも合うらしい。

 更に検索していくうちに、ホテル名こそ変わっていますが住所などからこのホテルが1年程前に
改築されている事を知りました。
 改築をするきっかけは、ホテル裏山のがけ崩れで宿泊客3人ほどが犠牲になった事で、比較的
被害の少なかった建物は所有者が何度も変わり営業を再開しているのです。 所有者が何度も変
わるのはやはり悪いうわさがあったようで、「霊感のある人には見える」と噂のある有名な
幽霊ホテルだったみたいです。

 壊れたように途中で開閉を繰り返すエレベーターのドアに、ボロボロの服で泥まみれ、明らか
に生気を感じない人が挟まっていた事を、数日後に友人が話してくれました。


 がけ崩れで死んだ3人の内の1人が、泥まみれでさまよっているのでしょうか…。
 もしくは被害者3人共、未だにさまよっているのかもしれません。
 

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 僕も遠くの釣り場に出掛ける時には良くホテルに泊まります。 自分で作っといてなんなんだ
けど、ホテル関係の怖い話は泊まってる時に見ると本当に怖い!
 意味も無く ヾ( ̄д ̄;)ハッ! とか、カーテンをめくってしまいます。
 意味も無く ヾ( ̄д ̄;)ハッ! とか、ベットの下を覗いたり…。

 結局、怖くなり灯りをつけたまま寝たりして…。
 







釣り場で聞いた少し怖い話  怖い話・第二十話 釣り場の地縛霊 釣り場で聞いた少し怖い話


 
 見える人には見えている心霊ですが、霊感のある人によると意外と日常の中でも見掛ける事が
出来るそうです。ハッキリ言って事故に合う確率よりも高い確率だとか。

 普段はあまり見えないと言う人も、お盆のシーズンには霊感が強くなるのか…釣り場で釣りを
していても見えてはいけない憑が見えてしまうそうです。 

 特に怖ろしいのは地縛霊。何らかの原因でその地から移動も成仏すら出来ずに縛られた霊魂だ
そうです。 自殺…事故…その原因は様々ですが、誰にも救ってもらえず、誰にも気がついてさ
え貰えない霊たちの多くは、寂しさと生への嫉みから悪霊と姿を変えるそうです。


 ここでは、そんな少しだけ霊感のある釣り人が「いるかも…」と感じた場所を写真に記録して
みました。 貴方には見えてはいけないモノが見えますか?

 
心霊写真は信じるも信じないも貴方しだい…。


  釣り場で聞いた少し怖い話 一枚目の怖い釣り場写真を紹介
   釣り場で聞いた怖い話。水の中の霊魂

 この川は急に水位が増える荒れ川で、何人もの釣り人をはじめ川で遊んでいた人達が亡く
なっているそうです。 見える人には水の中から怨めしそうにこちらを覗き込む霊たちの姿
がみえるらしい川です。

 そんな場所を撮影した写真。 中央の岩に複数の霊が居るように見えませんか…。
   中央部分の拡大写真を見る 



  釣り場で聞いた少し怖い話 二枚目の怖い釣り場写真を紹介
   釣り場の怖い話シリーズ。 釣り場で見た地縛霊。

 最初は、こんな場所で山菜獲りでもしているのかと思えるほどに見えたらしいですが
怖ろしい顔とボロボロの服装は生きている生気を感じなかったそうです。

  釣り場で聞いた少し怖い話 中央部分を拡大してみる。




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 も!もしも!自分の彼女がうたぐり深い女で、本当に釣りに来ているのかを見に来た
あげくに崖から落ちてボロボロの服で血を流しながら物凄い形相でこっちを見ている!
 そんな写真だったら(;゚Д゚)σ そっちの方がコエェェ〜〜

 ≫ルアー釣りでデート編でも読んで一緒に出掛けては♪






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  釣り場の怖い話(一話〜九話)はこちら


  釣り場の怖い話(十話〜十五話)はこちら
 
  釣り場の怖い話(十六話〜十八話)はこちら

  釣り場の怖い話(二十三〜)はこちら
 


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